NETシステムの今昔

NETシステムの今昔を囲うと思っています。今でこそネットと言う言葉で広まっていますが、一般家庭に普及しだしたのは約30年以上前だったことをご存知でしょうか。当時は電話回線を用いて、黒電話の受話器に音響カプラなるものを使用していたのです。通信速度は300bpsだったために、プログラムの転送ぐらいしか使えず、画像などは夢のころでした。

回線先もそれほど多くなかったために他府県に電話番号をかけて30分くらいの通話料を取られていました。普通回線なので、市外には料金がかかったのですが、はまりだすと抜けられなくなり、親にずいぶんと怒られていた人達がいました。後にカプラではなくモデムと言うものが現れました。当時のモデムはいわゆるモジュラージャックの2芯のコードを中継すると言ったシステムだったのですが、外部の衝撃に強いとされ、また、信号の圧縮化、パリティの安全化などから時代とともに普及し、そのころに草の根BBSと言うものが現れました。

当時は絶大なる人気を持ち、大きなホストも現れました。インターネットの本の少し前のころです。そして、満を持して現れたのがインターネットですが、当時のモデムはまだモジュラージャックの回線までだったので、64kbpsまでしか転送できず、また、キャッチホンが入ると回線が切れるなどから、キャッチホンを解約する方もいらっしゃいました。それともうひとつの問題は、インターネットをしている間、普通に電話ができないと言う家庭内からの苦情でした。

当時のシステムではそれが限界でもあり、ASDLの普及を待つのみとなってた事が懐かしく思えます。デジタルサイネージのことならこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です