人員確保の面で考えるシステム開発

システム開発では人員確保が重要です。しかし、人件費の高騰もあり、最小限で開発を収めたいと考える会社も増えています。システム開発での人員確保には2つの方式があります。1つはウォーターフォール型やプロトタイプ型のように一度にすべての人員を集めて開発に入る場合、もう1つはスパイラル型のように小さな開発チームごとに機能を作らせて成果物を積み上げていく方式です。

ウォーターフォール型やプロトタイプ型では工期見積がしっかりでき、また、開発陣の成果物の積み上げが計算できるメリットがありますが、予算がかかることが多く、また、複数の人員をチーム分けでさまざまな開発に回すということも実際には難しいことが多いようです。そのため、開発の速度差が激しく、効率よく人員を使えないことが多いのが問題と言われています。スパイラル型を利用したシステム開発の場合は当初からチーム分けを行い、チーム内でシステム開発が完結するようにできているのでチーム間での開発速度のずれはそれほど問題にならないことが多いと言われています。また、機能毎にチームを作れることから、一度にすべての予算を投入する必要もなく、また、チームでの習熟度が上がっていきますので追加の人員を必要とせずに開発が終わったという事例も多数あります。

一方で人員追加のための予算を他のチームでの手戻りのために使ってしまったためにチームを増やせずに結果として全体の開発速度が遅くなり工期が伸びたという事例もありプロジェクト管理はとても難しいと言われてます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です